Zabbix5.0のホスト、ホストグループの設定、Webインターフェースのアラート等について

投稿者: | 2020-10-17

前回はZabbixの言語設定、ユーザー、ユーザーグループについて解説しました。今回はZabbixで監視するホストの追加やホストグループ、Webインターフェースのアラート等について解説します。

ホストの追加・削除

■ホストの追加

Zabbixで監視対象のホストを追加するには、Zabbixサーバでエージェントを導入したホスト情報の設定が必要です。監視対象のホストを追加するには、Zabbixのダッシュボードの「設定 > ホスト」をクリックします。

右上の「ホストの作成」をクリックします。

監視対象のホストの情報を入力します。今回監視するホストの情報は以下のとおりです。

ホスト名 test-server
グループ Linux servers
インターフェース IPアドレス 192.168.146.9(監視対象ホストのIPアドレス)
接続方法 IP
ポート 10050

ホスト情報を入力後、Zabbixエージェントを有効にするためテンプレートを設定します。「テンプレート」をクリックし、「新規テンプレートをリンク」の「選択」から「Template > Template OS Linux by zabbix agent」を追加し「追加」をクリックします。

ホストが追加できたことを確認します。

数分待ったのち、ブラウザの更新し「ZBX」が緑色になれば監視対象のサーバと通信が成功しています。

■ホストの削除

Zabbixで監視対象のホストを削除するには、Zabbixのダッシュボードの「設定 > ホスト」から監視対象のホスト名をクリックします。ホスト情報の表示後、「削除」をクリックします。

監視対象のホストが削除されたことを確認します。

ホストグループの操作

ホストグループは、Zabbixで監視対象のホストをまとめたグループです。Zabbixではホストグループに対し、監視項目を設定したテンプレートを適用することができます。例えば、Webサーバ、DBサーバ等をホストグループでまとめることで、サーバの役割に応じて監視項目を分けることができます。

■ホストグループの作成

Zabbixでホストグループを作成するには、「設定 > ホストグループ」から右上の「ホストグループの作成」をクリックします。

ホストグループ名を入力し「追加」をクリックします。今回はホストグループ名を「web-server」で作成します。

ホストグループに「web-server」が作成されたことを確認します。

■ホストグループにホストを追加

ホストグループにホストを追加するには、「設定 > ホスト」からホストグループに追加したいホスト名をクリックします。今回はホストの作成で設定した「test-server」を再度作成し設定を行います。

グループ名の「選択」から「web-server」を追加し、「更新」ボタンをクリックします。

ホストグループの更新後、「設定 > ホストグループ」からweb-serverグループにtest-serverが追加されたことを確認します。

■ホストグループにテンプレートを追加

ホストグループにテンプレートを設定するには、「設定 > テンプレート」からホストグループに追加したいテンプレート名をクリックします。今回は「Template OS Linux by zabbix agent」に「web-server」グループを追加します。

グループの「選択」から「web-server」を追加し「更新」をクリックします。

テンプレートの更新後、「設定 > ホストグループ」からweb-serverグループにTemplate OS Linux by zabbix agentが追加されたことを確認します。

■ホストグループのホストを無効化

ホストグループのホストを無効化するには「設定 > ホストグループ」から無効にするホストグループを選択し「ホストを無効」をクリックします。

ホストグループのホスト名が赤色になっていることを確認します。

ホストグループのホストを有効化する場合は「ホストを有効」をクリックすると再度有効化します。

■ホストグループを削除

ホストグループを削除するには「設定 > ホストグループ」から削除したいホストグループを選択し「削除」をクリックします。

ホストグループから「web-server」グループが削除されたことを確認します。

※注意
ホストグループを削除する際、所属するホストのホストグループが1つも無い状態になるとエラーで削除することができません。ホストグループを削除する際は、ホストの所属グループを削除した上で行いましょう。

Webインターフェスのアラート

Zabbixは障害等の発生時にWebインターフェースからアラート音を出すことができます。Webインターフェースのアラートはデフォルトでは無効となっています。Webインターフェースのアラートを設定はユーザーごとの設定となるため、ダッシュボードの「ユーザー設定」から「アラートの表示」をクリックし設定を行います。

初めに「Webインターフェースのアラートを表示」にチェックを入れます。今回は警告以上でアラート音を出すように「復旧」「未分類」「情報」のチェックを外し「更新」をクリックします。

ユーザーが更新されたことを確認します。また、先程の画面で「再生」ボタンをクリックすると、アラート音のチェックを行うこともできます。

※注意
ZabbixのWebインターフェースのアラート音は大きい音が流れるため、周囲の状況を確認した上で設定しましょう。締め切った空間等ではない場合はWebインターフェースのアラートをオフにすることもあります。

一般設定

ZabbixのGUIのテーマの変更、検索で表示される件数等を設定するには「管理 > 一般設定」をクリックします。

各設定項目の意味は以下のとおりです。

デフォルトのテーマ Zabbixで表示されるテーマを設定します。Blue/Dark/High contrast light/ Hi contrast darkが設定可能。
検索/フィルターの項目の上限値 検索やフィルター使用時に表示される最大件数を設定する。
テーブルセル内のリストの最大項目数 テーブルセル内に表示されるリストの最大項目数を設定する。
Zabbixサーバー停止時にワーニングを表示 ブラウザからZabbixサーバに接続できない際、ブラウザに警告を表示する。

次回はZabbixの通知関連について解説します。